プロフィール ~イレイザー編~

初めまして、イレイザーです!

メディカップルでは、看護師のえんぴつと、臨床工学技士の僕が、それぞれ勉強していることを記事にしていきます。

臨床工学技士はMedical Engineerを略してME、あるいはClinical Engineerを略してCEと呼ばれることが多いです。(このブログではMEと書きますね!)

昭和63年(1988年)に国家資格として誕生し、医療機器のスペシャリストとして期待されていますが、まだまだ知名度が浅いので、よく臨床検査技師や診療放射線技師と間違えられます(泣)

携帯電話が昭和から平成にかけて、ポケベル⇒PHS⇒ガラケー⇒スマホと変化してきたように、医療機器も日進月歩で進化しています。 iPhoneも気づいたら12まで出てますしね。

毎日のように新しい機器が登場する中、現場の医療従事者はそれらを使いこなして患者さんの治療・看護をしなければいけません。

医師や看護師は使い方を覚えるだけでも大変なので、使っている機器のことを理解できている人は少ないと思います。(実際、えんぴつもかなり苦戦しています)

そこで、MEの目線から、医療機器について簡単にまとめ、記事にしようと思いました。

本記事の内容

  • MEはどんな仕事をしているのか
  • イレイザーとは何者なのか
  • どんなブログを書きたいのか

MEはどんな仕事をしているのか

僕が働いている病院でのMEの業務はざっくり下記のような感じです。

  1. 医療機器の管理(点検・修理・購入・廃棄など)
  2. 生命維持管理装置の操作(人工心肺装置・血液透析装置・人工呼吸器など)
  3. 治療の支援(植込型ペースメーカー・心臓カテーテル検査・不整脈治療など)
  4. ICU常駐を含む夜勤業務
  5. 患者さんの指導(植込型人工心臓など)
  6. 医療機器に関するトラブルの対応
  7. 病院内スタッフへの医療機器に関する指導

これらは一部ですので、務める場所によって仕事は多岐に渡ります。

ちなみに、1~7を全部こなしている人はほとんどいないと思います。

業務ごとに担当者が決まっていたり、一定期間でローテーションしていたり・・・

多様化した仕事に対応するために、得意な分野で活躍するスペシャリストが増えている印象があります。これは時代に合わせた変化ですね。

2020年は、新型コロナウイルス(Covid-19)の流行でECMO(膜型人工肺による呼吸補助)という治療が注目されました。

これは、患者さんの肺が換気できなくなってしまった際に、体外に血液を取り出し、人工肺でガス交換をして体内に戻してあげる対症療法の一つです。

ICUで行うハイリスクな治療なので、必然的に『チーム医療』というキーワードが一緒に付いて回ります。

患者さんを中心に、多職種が情報を共有して連携しながら治療方針を検討しています。

もちろん、MEもその一員として、補助循環装置の準備・装着中の管理などを担当していますよ。

イレイザーとは何者なのか

【自己紹介】

愛知県の某病院で働くMEです。主に手術室、ICUを担当しています。

【HNの由来】

奥さんが『えんぴつ』というHNを使っているので、相方としては『消しゴム』かな・・・と。

でも、『消しゴム』ってダサいでしょw

なので、英語で『イレイザー』にしました。中二病っぽいけどw

【趣味】

カラオケ、ゲーム(RPG・パズル等)、カフェ巡り、旅行、温泉、ディズニー

【音楽】

L’Arc~en~Ciel、X JAPAN、UVERworld、[Alexandros]、米津玄師、宇多田ヒカル、LiSA、YOASOBI

どんなブログを書きたいのか

冒頭にも書きましたが、『MEの目線から医療機器について書くこと』です。

看護師である奥さんが、自分が勉強していることをブログに書いていたので、「自分もやってみよう」と思いました。

自分がMEになって、働いてから困ったことはたくさんあるのですが、一番ストレスだったのは、医療機器の種類が多すぎて『何から勉強すれば良いかわからん!』ということです。

医療機器メーカー主催の勉強会にも色々と参加してきましたが、やはり基礎知識が無いと頭に残らずに抜けていってしまうし、配布された資料にもメモが追い付かず、後から復習するのが大変でした。

学校の教科書を引っ張り出して、必要な参考書を買って勉強して、先輩に頭下げて教わって・・・

それでも次から次に新しい医療機器が登場して・・・

未だに自分の面倒も見切れないですw

そんな僕も、後輩MEや看護師に向けた勉強会をやる立場になってしまいましたし、人に教える難しさを実感しています。

そこで、勉強していることを医療機器ごとに記事として残すことで、自分の復習になるし、若手のMEや医療機器が苦手な看護師さんには需要があるかもしれないと思いました。

長くなりましたが、医療機器が溢れている病院で、僕の書いた記事が少しでも皆さんの役に立つことを願って。

これからどうぞよろしくお願いします。

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